ちょっとこよみの雑学です

初午(二月の最初の午の日に稲荷神社で祭礼がある理由)

二月の最初の午の日を「初午はつうま」といい、全国的に様々な祭が行われます。
ここ嫁ぎ先にも、お稲荷様が祭ってあり、毎月8日はお祭をしています。

結婚してはじめての初午の時は、先代の社長も元気で義父母夫婦そろって京都の伏見稲荷へ。
私達はお留守番で、博多駅までお迎えに行った記憶があります。

嫁ぎ先では、毎年夫婦で出かける行事ごとの一つです。
朝早くから伏見稲荷さまへお参りをして、京都や奈良、大阪などを観光というのが、恒例。
そして義母への慰労のような旅行でした。

何度も足を運び、大好きな京都でここ博多ではなかなか手に入らない日本料理の材料を買ってきたりと愉しんでいました。

昨年は、義父の体調も悪かったこともあり、私達が変わりに伏見稲荷へ。
あいにくの雨模様の中、当時3歳と1歳の娘の手を引いてお参りしました。
今でもお稲荷様のするどい目が忘れられません。

稲荷神社の「稲荷」とは、「いね・なり」からきているともいわれています。
このお祭は、もともとは五穀豊穣の神を祀る神社でしたが、やがて広く進行されるようになり、都会では商売の、漁村では豊漁の守護神として、今でも多くの人々の信仰の対象となっています。